ここではサンクスページにLINEのQRコードとサンクスメッセージを追加する方法と、エラーが起こったときの原因を紹介します。
・準備
まず最初に、LINEオフィシャルに登録してアカウントを作りましょう。
アカウント作成後、LINEアカウントの友だち追加用のQRコードとURLを取得しておきます。
決済後にサンクスページが表示されるのですが、
スマホから購入の場合、スマホ上にQRコードが表示されるだけだと、スマホのカメラからQRコードを読み取れず、公式LINEへの動線が不十分。そのため、URLリンクも共に設置するため、URLリンクも取得しておきます。
取得の方法は以下、
LINE公式アカウントに入り、「ホーム」⇒「友だち追加ガイド」から「URLを作成」と「友だち追加QRコードを作成」からそれぞれ取得。
URLはどこかにメモしておきましょう。



次にShopify管理画面から、「コンテツ」⇒「ファイル」⇒「ファイルをアップロード」からQRコードの画像をアップロードします。
アップロード後、QRコードの画像右側の「リンク」をクリックし、QRコード画像が置いてある場所のリンクを取得し、こちらもどこかにメモをしておきます。

これで準備は完了です。
・サンクスページにLINEオフィシャルの友だち追加QRコード・URL、メッセージを追加
次に、サンクスページに追加をしていきます。
まずは管理画面左下の「設定」をクリック。

次に「チェックアウト」をクリックし、下の方へ移動。

「追加スクリプト」という欄があるので、以下のコードを記載します。
- <script>
- Shopify.Checkout.OrderStatus.addContentBox (
- '<h1 style="text-align: center; text-decoration:underline;"><a href="https://lin.ee/nsyslef">会員登録はこちら</a></h1>',
- '<h2>ご質問があれば公式ラインアカウントからご連絡ください!<br><br>また、公式ラインアカウントにて、入荷や在庫、予約商品などの情報を配信しております。<br><br>ご登録よろしくお願いいたします!</h2>',
- '<div style="text-align: center;"><img src="https://cdn.shopify.com/s/files/1/0751/2381/8799/files/LINE_QR__M.png?v=1681349203" alt="公式ラインアカウントのQRコード" width="300"></div>'
- )
- </script>
コード3行目のaタグ内のhrefに、先程メモをしておいた公式LINEのURLを記載してください。
コード5行目の imgタグ内のsrcに、先程メモをしておいたQRコードのリンクを記載してください。
styleで書かれた部分は、ご自分でお好きなように設定していただいて構いません。
ここで、私はエラーが出て、LINEのQRコードとサンクスメッセージが表示されませんでした。
エラーの原因は、brタグの後にしてしまった「enterでの改行」でした。
改行はシングルクォーテーション('')で閉じた後のカンマ(,)の後しかしてはいけないんですね。
こんなことでつまずいてました。
・サンクスページに表示されるか確認
最後は確認をしましょう。
確認をするには、実際にデモで注文を入れてみる、すでにお客さんが購入したことがあるのであればその注文の「注文状況ページを表示する」などで確認可能ですが、ここでは申し越し簡単な方法を紹介します。
まずは、管理画面から新しく注文を作っていきます。
管理画面の「注文監理」から商品と顧客(顧客情報はテスト用に作りましょう)を選び、下の方にある「支払いを回収」⇒「支払い済みとしてマーク」を選択し「保存」しましょう。
次に、
管理画面の「注文監理」から「その他の操作」⇒「注文状況ページを表示する」をクリック。
以下のような画面が現れます。

体裁が気に食わなければ、styleの部分を書き換えて調整しましょう!
これで、サンクスページから公式LINEへの動線が確保できました!
※2023年4月13日現在、サンクスページを細かくいじるには「checkout.liquid」ファイルのコードを書き換える必要がありますが、Shopify Plusプラン(月2,000USD~)に加入する必要があり、ほとんどのECサイトでは対象になりません。ここでは、Shopify管理画面からスクリプトを追加し、画像と文字を追加する方法をご紹介します。
※2024年8月13日に「checkout.liquid」は「Checkout Extensibility」に変更になるそうで、今後は設定が可能になっていくようです。